乗り物博物館の楽しみ方
乗り物が好きなのは、子どもだけではありません。クルマ、鉄道、飛行機、船などの乗り物は、何歳になっても魅力的です。このような乗り物は、単に移動する手段として考える人が多いのですが、本当に好きな人にとっては、その移動の間もワクワクしながらエンジョイすることができます。ただ、実際に自分で購入して運転することができるものとなると限られてきます。
多くの場合は、クルマということになります。そのクルマも、たとえばスーパーカーのような高額なものになると、経済的にゆとりがある人を除いて、飛行機や鉄道などと同様に、購入して運転することはほとんど不可能になってしまいます。それでも中古車になると、手が届くこともあります。しかし、実際に運転しなくても、好きな人は見ているだけも楽しいものです。ミニカーや鉄道模型などに興じる人達も大勢います。鉄道模型の醍醐味は、風景などのジオラマを作り、実際に走らせて楽しむことができることです。それに対してミニカーなどは展示することがメインになりますが、数えきれないほどの種類のミニカーが販売されており、自動車の博物館のように年代別に飾ったり、フェラーリやポルシェなどお気に入りのメーカーごとに集めたりするのも楽しいものです。
次に、乗り物博物館のおすすめをいくつかご紹介いたします。
まず初めにご紹介したいのが、小樽の「小樽市総合博物館」です。こちらには、実際に走っていた鉄道などが展示されています。北海道初の鉄道は小樽、三笠間なので、小樽は北海道鉄道にとって歴史ある地域なのです。鉄道が走り始めたころの蒸気機関車や、除雪車や貨物車まで色々な車両が展示されております。敷地内を走っている車両もありますので、お子様連れの方は是非乗ってみましょう。尚、敷地内の車両は、冬には運転していませんので、ご注意ください。
2つ目にご紹介するのが、東京の品川にある「船の科学館」です。こちらは科学館にも関わらず、外観が船をの形状になっているので、入場する前からワクワク感を味わえます。こちらの施設の屋外にはプールが設置されていますが、そちら以外にも潜水艇の模型などが展示されています。一番注目したい点がなんといっても南極観測船の宗谷かと思います。宗谷は外から見るだけではなく、実際に乗りこむことも出来ます。実際に利用されていた観測船に乗り込めることはあまりないかと思いますので、東京旅行に行かれる方は、施設に訪れてみては?
最後にご紹介するのが、「トヨタ博物館」です。ガソリンで動く自動車が誕生してからの、長い歴史が紹介されています。スバルやコスモロータリーなど、様々な種類の車を見ることが出来ます。トヨタ関係の施設は、博物館以外にも産業技術記念館など、色々あります。気になる施設をチェックして、足を運んでみましょう。